校長挨拶

 

          校長 荒木 順

 

本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 校舎の立つ香久ヶ原(かくるがはら)から見上げれば,晴れ渡った空がどこまでも続きます。鼎が浦(かなえがうら=気仙沼湾の古称)を眺めれば,波の綾が遠くの世界へ広がります。海を渡るウミネコの唄とともに,当地にも希望の春がやってきました。期待に満ちた新学期のスタートです。
 さて,コロナ禍における3年目の春となりました。コロナは厳しい現実であり,私たちの生活に大きな影響を及ぼしました。いまだに心配な日々が続いております。同時に,私たちは試行錯誤を繰り返しながら,私たちなりに納得できる学校生活を作り上げる努力をしてきました。笑顔を忘れず,お互いに思いやりを持った学校生活を創り上げることが大切であると思っております。感染対策をしっかりと講じながら今年も一歩前進を目指します。令和4年は寅年ですから,勇猛果敢にトライしたいものです。
それでは,本校の紹介をいたします。
 宮城県気仙沼高等学校は,伝統校であるとともに,統合を経て前進を続ける学び舎です。まず,平成17年4月に,気仙沼高等学校(77年の歴史を有する全日制男子校)と鼎が浦高等学校(81年の歴史を有する全日制女子校,定時制共学校)が統合されて新たに気仙沼高等学校となりました。その後,平成30年4月に気仙沼高等学校と気仙沼西高等学校(33年の歴史を有する共学校)との統合により現在の気仙沼高等学校となっております。長きにわたる歴史の中で,これまでの卒業生は43,000名を超え,全国各地で活躍をされております。
今年度,本校の全日制普通科は18クラス(1学年6クラス)で男子300名,女子345名,計645名が在籍,定時制普通科には男子20名,女子24名,計44名が在籍しております。
 校訓は,「究理創造,和親協同,至誠励業」の3つです。

 「究理創造」・・・物事の理(ことわり)を明らかにし,新しいものをつくること

 「和親協同」・・・親しみあい,ともに働くこと

 「至誠励業」・・・真心をもって業に励むこと
 本校は,平成28年度から令和2年度までの5年間,文部科学省「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」に指定され,「海」をテーマとした探究的な活動を中心として,たくさんの皆様からのご指導・ご支援を頂きながら多くを学んでまいりました。その後も,SGH事業で得ることのできました学びの流儀と作法を維持・発展させながら,時代の進展に応じた充実した取組を進めていきます。
 震災から11年が過ぎ,地域の高校生たちは震災の教訓を学び,未来に伝え,新たな社会の創造を担うべく意欲的に諸活動に臨んでいます。本校生も地域内外の多くの皆さまと交流しながら学びを進めています。そして,本校としては,「志を高くして,世界を舞台に活躍する,スケールの大きな人間」の育成を目指してまいります。

 皆さま,今後ともご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

                                 令和4年4月
                                 宮城県気仙沼高等学校長  荒木 順