校長挨拶

 

    校長 狩野 秀明

 

本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。


 気仙沼高等学校は、昨年4月、気仙沼高等学校と気仙沼西高等学校との統合により新たに誕生いたしました。統合の母体となった気仙沼高校の歴史ですが、平成17年4月に約80年の歴史と伝統を有する男子校であった気仙沼高校と、同じく女子校であった鼎が浦(かなえがうら)高校が統合して生まれた高校です。以上の母体となる4高校のこれまでの同窓生は43,000余名を数えております。
 新しく誕生した気仙沼高校は、現在、全日制には普通科19クラスで男子342名、女子416名、計758名が在籍し、定時制普通科には男子22名、女子15名、計37名が学んでいて、新しい時代に対応できる学力と創造的能力を啓発する地域の進学拠点校としての歩みを進めており、母体4校がこの地域で果たしてきたそれぞれの役割と、それぞれが築き上げてきた豊かな伝統を継承し、さらに発展させてまいります。校訓は、「究理創造、和親協同、至誠励業」であり、学び続ける意思を携え、豊かに生きるための志と基礎力を形成し、東日本大震災を乗り越える「世界を舞台に活躍する、スケールの大きな人間」の育成を目指してまいります。
 震災から9年目を迎えましたが、この地域の高校生たちは、大震災からの復旧・復興という先の見えない不安定で制限の大きい環境の中、高校生として果たしていける役割を探して、悩みながらも全力を尽くし続けております。生徒たちは、もとに戻る復旧だけにとどまらず、新たな社会の創造を積極的に担いたいという挑戦する意識を抱くようになっています。
 平成28年度には統合を契機とした新たな教育活動を創造・編成し、また、国内外の多くの連携及び協働していただける関係者の協力を得て、文部科学省より「スーパーグローバルハイスクール」に指定されました。指定から今年度で4年目を迎えた今、時代は「平成」から「令和」へと変わり、新時代にふさわしい広くて深い、充実した学びの機会を用意し、「世界を舞台に活躍する、スケールの大きな人間」になって欲しいとさまざまな事業を展開しております。
 結びに、保護者の皆様、地域の皆様、同窓生の皆様、ご支援をいただいている皆様、そして関係者の皆様、今後ともご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

平成31年4月

宮城県気仙沼高等学校長 狩野秀明