ご挨拶

 

 

 

 

 校長 小山 淳


本校のウェブサイトをご訪問いただきありがとうございます。

 宮城県気仙沼高等学校は,この4月,気仙沼高等学校と気仙沼西高等学校との統合によって新たに誕生いたしました。母体となる共学校の気仙沼高校は,男子校気高・鼎が浦高を合わせて100年に迫る歴史を有する伝統校であり,一方の気仙沼西高校も,地域を支える有為な人材を33年にわたって輩出してきた名門校でありまして,合わせて四万三千余名の同窓生を輩出しております。これまで両校に関わっていただいた全ての皆様に対して感謝を申し上げます。

 新生の気高は,新しい時代に対応できる学力と創造的能力を啓発する,地域の進学拠点校として出発いたします。母体4校がこの地で果たしてきた大きな役割と,それぞれが築き上げてきた豊かな伝統を継承・発展させて,「究理創造,和親協同,至誠励業」を校訓に,人生100年時代のAI社会において,学び続ける意思を携え豊かに生きるための「志」と基礎力を形成し,東日本大震災を乗り越える「グローバル視野を持って地域を考える若者,グローバルに活躍しながら地域を忘れない若者」の育成に邁進して参ります。

 大震災から8年目を迎えております。本地域の高校生は,大震災からの復旧・復興という先の見えない,不安定で,制限の大きい環境の中,高校生として果たしていける役割を探し,苦悩しながらも,全力を尽くし続けております。やがて彼らは,「元に戻す」ことを超え,新たな社会の創造を積極的に担いたいという強固な挑戦意識を抱くようになり,それが現在の本校の統合校構想やスーパーグローバルハイスクール事業へと繋がりました。ここに,これまでの様々なご支援とご協力に衷心より御礼を申し上げます。

 新生気高が母体4校から受け継ぐ伝統の最も基本となるものは「文武両道」の精神であり,その本質は,人としての知力と人間性を高め励もうとする積極的な姿勢にあります。あらゆる面でその姿勢を示し,地域の方々,国内外の高校生や大学と連携し,体験から感じ考える逞しい気高生を育て,地域を元気づける高校でありたいと願うものです。

平成30年4月9日